「エミレーツ航空」(エミレーツこうくう、アラビア語: الإمارات、英語: Emirates)とは、アラブ首長国連邦のドバイに本社を置く航空会社。1985年10月にドバイを拠点として就航開始した。
創業の歴史
1984年、当時アラブ首長国連邦防衛大臣でありドバイの先進的な王家の一員でもあったシェイク・モハメド・ビン・ラシド・アル・マクトゥームが、当時dnata(Dubai National Air Travel Agency)社のマネージング・ディレクターであったモーリス・フラナガン卿に航空会社の設立を打診。同年12月までに包括的なビジネスプランが整い、新しい航空会社の名称として「エミレーツ」が選ばれた。翌1985年3月25日に会社が設立され、10月にドバイ~カラチおよびムンバイ間のルートを初飛行した。
名前の由来
「エミレーツ」(Emirates)の名前の由来は、アラブ首長国連邦の「連邦」を意味する「エミレーツ(emirates)」という英単語から。
首長国(しゅちょうこく)とは、イスラム世界の君主の称号の一つである「首長(アミール、amīr)」が君臨する国家のことを指し、君主制の一形態。 英語では、amīrの英語表記「Emir」から「Emirate」と表記される。そのためアラブ首長国連邦は、英語で「The United Arab Emirates(UAE)」となる。
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