「Fly Emirates」(フライ・エミレーツ)とは、エミレーツ航空がかつてサッカーユニフォームなどの広告に用いていたキャッチコピー。日本語での意味は、「エミレーツ航空をご利用ください」等に相当する。2018年以降は「Emirates Fly Better」というキャッチコピーが使用されている。
なお現在同社のスローガンでは、「Fly Emirates, Fly Better」(日本語訳:「エミレーツ航空で、より良い空の旅を」等の意)が用いられている。
Emirates(エミレーツ)とは何か
「Emirates」(エミレーツ)は、「emirate」(エミレート=首長国)の複数形である。emirate とは、首長(emir/amir、アミール)が統治する国や領域を指す語で、アラビア語で司令官・長を意味する「amīr(أمير)」に由来する。
エミレーツ航空が拠点を置くアラブ首長国連邦は、英語では「United Arab Emirates」(略称UAE)と表記される。これは直訳すると「連合したアラブの首長国群」であり、アブダビ・ドバイなど7つの首長国(emirate)が連邦を構成していることを表している。日本語の「首長国連邦」という国名は、この「Emirates」を訳したものである。
つまり社名としての「Emirates」は、単独では航空会社の固有名詞であると同時に、語としては「首長国(の集まり)」を意味する普通名詞でもある。サッカーのユニフォームやスタジアム名(エミレーツ・スタジアム)で目にする「Emirates」も、すべてこのエミレーツ航空を指している。
文法
「Fly Emirates」の文法は、他動詞の「fly」が、目的語に「Emirates」を取っているものと考えられる。他動詞のflyには、「特定の航空会社・座席サービスなどを利用する」という用法がある。つまり消費者に対して「エミレーツ航空を利用してください」と訴えているものと考えられる。


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