松本孝弘(まつもと・たかひろ)(別名義:Tak Matsumoto 読み:タック・マツモト)とは、日本のロックユニット「B’z」のギタリスト、ミュージシャン。作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。1961年3月27日生まれ、大阪府豊中市出身。
名前の由来
松本の本名かつ芸名である「孝弘」という名前は、祖父・孝之助、父・吉弘から一文字ずつをとって名付けられた。
“Tak Matsumoto”の由来
音楽クレジット(芸名)として使用している「Tak Matsumoto」(読み:タック・マツモト)という名義は友人の世界的ギタリストであるスティーヴィー・サラス(Stevie Salas)が、音楽雑誌『GiGS』1992年2月号で初めて対談した際に、命名した。
対談中には、以下のやり取りが行われた。
サラス(以下S):ところでファーストネームは?
出典:『GiGS』1992年2月号 p.51より引用
松本(以下M):た・か・ひ・ろ・だよ。
S:タカヒロ? じゃタックって呼んでもいいかな?
M:何でもいいよ(笑)。
S:じゃタック(笑)
これを気に入った松本が、「Tak」という愛称を自らに使用する運びとなった。1994年2月9日発売のB’z通算14枚目のシングル「Don’t Leave Me」で初めて、自身の名義を従来の”TAKAHIRO MATSUMOTO”から”TAK MATSUMOTO”へと変更した。以後も作品のリリース時には、「松本孝弘」とともに「Tak Matsumoto(TAK MATSUMOTO)」というクレジットを使い分けている。松本とTAKの名義の違いに明白なルールはないが、海外に対してはTAKの名義を優先的に使用している。
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